歯医者は基本的に自分が治療を施した歯は長く使って頂きたいと思っている。歯牙は噛むためにあり噛む事で正常に保つ事ができる。特に自院でつけた、詰めた、被せた物が取れた時はショックである。では何故取れたのか原因を探る。
①ガムやケャラメルの粘着物で取れる②デンタルフロスや歯間ブラシで引っ掛けるまたは無理に通す③固い物を噛んでしまい歯がかけて或いはヒビ割れて取れる④強い歯軋り食い縛りがある等がダツリの主な原因となる。
この中の③固い食べ物とは骨、種、貝類、お煎餅等が上げられるがその歯が神経があるかないかで大分強度が違う。当院では神経の無い歯に関して柿ピーナッツ系、フランスパン、あたりめスルメ系のような噛んでからすりつぶすような歯に力がかかる食べ物はできるだけ避ける様に指導している。壊れた時の被害が大きいからである。
ただし中高年以降の歯周病をお持ちの方に限定して説明している。